師走という締めくくりに

小学校の授業参観が4日5日とありました。

昔は参観日というと全校一斉というイメージがありましたが
今や、低学年、中学年、高学年 と年代別に
日程がずらしてあります。

複数の児童を持つ保護者への配慮なのか?
それぞれ低、中に属する二人の娘を見物に
両日学校へと出かけました。

私たち大人にとっては物見程度(といっては失礼ですが)の気分で相対しても
子供たちにとっては一大イベントであるのだということを
その視点の違いから、まざまざと改めて思い知らされました。

誰の血を引いたのか?
(極めて親バカ的発言ですが)今のところは運動神経抜群、学業優秀な風の次女。
(その分、やや自己中心的で協調性に欠けるきらいもありますが。。。)

そんな気の強い、才気ある(と自分で思い込んでいる)次女が
帰ってくるなり膝の上でションボリ。

何故かと問うと

「挙手したのに当ててもらえなかった」
「さっき発言したから、別の人。」と
先生に言われハレの舞台を飾れなかったという愚痴でした。

出来ることは十分判っているから大丈夫よ、と
慰めたものの、こんなことが感情の動きを大きく左右するのだと
今更ながら気付かされました。

歴年、人としての生業をやってくると
(まだ著書は読んでおりませんが)鈍感力なるものが発達してくるのか
言われるまでそんなことが教室であった事実すら忘れていたぐらいでした。

その点、子供は経験も知識も少ない分、一つ一つの事象が
大きなインパクトになるんですね。

相手の立場、心持ちを慮(おもんばか)ることの大切さを
改めて呼び起こされました。

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