先達(せんだつ)の視点論点

昨夜、某国営放送の深夜の“視点論点”において
『江戸しぐさ』というお話をされていました。

スイッチオンが遅く、佳境からの視聴となってしまったのですが

足を踏まれた方も、その予測が出来なかったことを理由に謝る“うかつあやまり

互いに行き交うとき雨露がかからないようにする“傘かしげ”や

さりげなくする“肩引き

はじめから見ていれば、もっと楽しく役に立ちそうだったのですが、残念。。

またの名を商人しぐさとか繁盛しぐさなどと云われるそうで
時に殺伐とした感じを受ける人口密集地ではもちろんのこと
人間関係を円滑にするための先人達の知恵と英知でもあったんですね。

大阪では『笑い』の文化として昇華されたのでしょうし
少しニュアンスが違うかも知れませんが
この飛騨では『相場崩しを嫌う』というのが昔からの倫理観として染み付いております。

そう思うと、今より(物質的には)圧倒的に貧しかった時代の方が
より豊かな暮らしをしていたのではないかと思えてしまいます。

そんな心豊かな生活に近づけるように
まずは『かたち』から実践していきたいものです。


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