5月も後半に入り暑い日が多くなって参りました。
とは言え
飛騨は6月になっても
長雨が続き気温が下がると
角に追いやっていた‘ストーブ‘を
出動させることもしばしばあり
心置きなく片付けることが出来るのは6月も下旬になってからなのです。
また、寒暖の差も激しいので
日中は半そでで汗が流れても
夜にはすっぽりと冬布団をかぶって寝ております。
暦の上では6月1日が衣替え。
学生たちの制服も、冬服から夏服へと変わり
部屋のしつらえも夏らしく変わります。
そして、当館でも着る着物も「あわせ」から「単衣」に。。。
最近は地球温暖化もあり、本当に暑い日が多い!!
。。。と言うことで とりあえず衣類だけ衣替えをしてしまいました。
冬の着物に比べると、軽い軽い。。
また、見た目にも優しい色のものが多いので
さらに涼しさを演出できます。
そして深まる暑さとともに
襦袢を呂に替え、帯を夏用にし
7、8月には呂や紗といった着物を着ます。
6月に入れば同様に
各部屋の襖を夏用や簾(すだれ)に入れ替えです。
些細なことですが
こんなに季節感を感じられる
日本古来のもの。
昔からの風習。
守らなければならないものが 沢山あります。