月1回の私のお茶の稽古に行ってきました。
今回は前回より大勢の方がいらっしゃって総勢8名。
アメリカから帰国した先生のお嬢様とそのご友人も入り
本来、楚々とした席なのでしょうが
「あーだこーだ」と茶談義で盛り上がりました。
寄付きには桜の下での曲水の宴の軸。
飛騨の今の時節はやはり“桜”。
本床の軸は「花・・・・・・」
一文字しか読めませんで、お読み上げいただいたのに忘れてしまいました。
意味は、桜の美しさに見とれてしまう・・というようなものだったと。。。。
心もとない限りです。
香合は猿の三番叟が桜の下で舞い踊っておりました。
そしてそして、お目当ての“お菓子”。
京都“胡月(こげつ)”の春草萌香。
先生曰く、欲張りなお菓子だそうです。
基本は棹(さお)菓子なのですが、周りは葛に新草が入り
中身は粒餡の中に栗が入り、更に仕上げで黄粉がタップリON。
お干菓子はご友人手作りの“つくしの砂糖漬け”。
第2?生菓子は“お花見団子”
この団子は桜(ピンク)・緑・小豆(茶)の三色で
それぞれ「花・草・土」を表すと云いますが
ピンクの団子だけは少しだけ離れて串刺しにされている理由は何だと
今度はお菓子談義に。
あーだこーだ云っている間に、時計を見れば夜の11時。
主人も茶会で夕刻出掛けて戻りは10時頃だった模様。
(異なる席ではありますが)夫婦揃ってお茶三昧。
娘たちを放し飼いにした一日でした。
ちなみに主人の茶会のお菓子は“松江づくし”。
主菓子は風流堂さんの「緑風」
干菓子は松江と云えば・・・日本三大銘菓の一つ「山川」
甲乙つけがたいですが、一品余分に頂けた分、私の“勝ち”でしょうか?