今日は当館で月2回実施しているOFF-J-T(社内勉強会)の第47回目。
題して“美味しい生ビールの入れ方、飲み方”
そうです!まもなく来たる生ビールの季節到来に備えてバッチリ研修しました。
日常業務でもルーティーンとして“一子相伝”?か
はたまた“口伝”によって
ベテランのアドバイザーさんから新しい子たちに使用法は伝授していますが。。
やはり日常業務に埋没してしまうと
何が基本で、どうしてこうするのか
という根本を忘れてしまいがちなものです。
アサヒビールさんに協力を仰ぎ
いつもより30分延長の1時間半の授業でした。
【美味しい生ビールの5大原則】
1)ビールは鮮度。樽の封を切ったら3日以内には完売!
(だからと云って“押し売り”は致しません。私が『残』はいただきます。)
2)ガス圧の調整。冬は低めに夏は高く。
(炭火の冬上夏下〔とうじょうかか〕とは逆?)
3)洗浄が命。サーバーは毎日の洗浄と週一のお手入れ。
(怠けてはだめです。)
4)洗浄が命2。グラスの洗浄。
(グラスは食器類との混在はダメダメですね。)
5)美味しい注ぎ方。
(蕎麦と同じで内2:8?)
これらをクリアすれば
いつでもクリーミーな美味しい生ビールに出会えるはず。。。。
やはりプロのレクチャーと出来栄えは格別。
何となくやっていて、それ程重要視していなかった部分にも気づかされました。
でも今日から正真正銘の“おいしいビール”を
お客様にお出し出来ることが嬉しく、実りある勉強会となりました。
つくるだけでは暴動も起きかねないので
講習後は出席者で軽いランチを兼ねながら。。
「じん寿司」さんの助六と「ラ・ムサシ」さんのオードブルで
ビール談義となりました。
“おいしい入れ方”から“おいしい飲み方”へと移行してからの質問には
アサヒビールさん曰く
「泡を残したまま飲むこと」だそうです。
泡はビール本体が酸化するのを防止する蓋の役目で
目で喉で本当に“おいしい”を味わうための『命』だそうです。
そして、5大原則をクリアした後に、それ以上おいしく召し上がっていただくためには
やはり私たちスタッフの“気持ち”がなければなりません。
昼間っからの小ビールのせいで少しだけ
良い(酔い?)気分になりながら思うのでした。