昨日は前述の通り、“若女将”業を封印して
“母”業と“妻”業に専念させてもらいました。
そんな中、大学時代からの友人が車で1時間の距離を
思いがけぬ降雪と闘い?ながら遊びに来てくれました。
彼女も同業者。
ウインタースポーツのメッカでもある高鷲や鷲が岳に程近い
郡上市の白鳥(しろとり)で小粋なペンション『リトルパイン』を営んでおります。
今季の雪不足で、ペンションの真裏(車で2分)にある白尾スキー場がクローズになったため
まだまだ繁忙期のはずが、こちらと足並みを揃えるかのように閑散期へ転落!?
旧交を温めに。。。。
本来ならば、その前の日からご主人と二人のお子たちも連れてきての
大家族懇親会のはずだったのですが
当家次女のインフルエンザ騒動のため、断念。
単身の『豪華お土産付き』で遊びに来てくれたのです。
たまたま神戸の学校で“同郷”“同級”のよしみで付き合い始めてから
はや20年近く。。。。
気の置けない大事な友人の一人です。
そして、大切な友人であるとともに
『グリーンツーリズム』『トレサビリティ』その源とも云える『自給自足』の
大先輩でもあります。
とは申せ、本当の大先輩。はその友人の父“たけちゃん”で
驚くほどのチャレンジャーでもあります。
今現在、私が知る限りでも
・醤油
・味噌
・豆腐 (この辺までは大豆系ですね)
・奥美濃古地鶏の鶏肉
・ 同上 の卵
・その卵から作られる極上のババロア
・同じく営んでいるフライフィッシュの管理釣場からあがる 川鱒
・保存料など一切添加しない食パンとロールパン(これだけは彼女の担当だそうで。)
は全て自家栽培、自家製。
確か、ベーコンなどの燻製品もやっていたはず。。。。
時効になりますが、その昔はビールやワイン、どぶろくにも果敢に挑戦していたようです。
これ以外にも春先以降は畑(はた)が始まり
体験農園も受け付けているトマトやヤングコーンを始め
宿でお出しするほぼ100%の食材を
土から勿論、無農薬農法で生み出しているのです。
当館でも飛騨牛を始め
魚は専属バイヤーが毎朝5時に富山市中央市場へ目利きに行き
野菜や米、味噌、醤油なども極力、地のもの、安全なものを使うようにしておりますが
究極は何といっても『自給自足』ですから。
肉や魚は無理としても野菜に関しては
早く自家農園を持ちたい!
と主人も申しておりますが。。。。。
掛け声だけでなく、早く実現させたいものです。
話は膨らむばかりですが、元に戻すと
その豪華なお土産は
彼女手製のパン
専属のマタギさん?から仕入れる猪肉(普通はボタン鍋などで味噌仕立てが多いのですが
ここのは臭みが少なく、すきやきで頂きました)
そして(私にとっては)前述の白カビソーセージにも匹敵する ババロア!
(不覚にも“撮る”前にスプーンが伸びて完食してしまいました(汗!))
こちらも奥美濃古地鶏の気まぐれな産卵に左右される製造ラインのため
生産量も決して多くなく、かなりのレアものです。
実際、とある旅行サイトの口コミに、ババロアが食べられなかったという
残念なコメントを発見したほど、知る人ぞ知る!の逸品でございます。
釣りのことは全くの門外漢の私にはよくわかりませんが
ご主人が取り仕切るフライフィッシングの管理釣場『くろや』も
その道の方には有名なようでございます。
飛騨古川もよい処ですが、山河豊かな奥美濃 白鳥へも是非お出掛け下さい。