花菖蒲の盛り

今、飛騨古川の町並みは
白壁土蔵のモノトーンに瀬戸川の色鯉という
カラーリングに加え
色とりどりの花菖蒲が一層その華やかさを引き立てています。

合併する前の旧町時代の町花が“花菖蒲”だった飛騨古川。
有志の「花菖蒲の会」が丹精込めてお世話をしています。

当館も人足を出さない“不良”会員ですが
お目こぼしで未だ加えていただいているので
毎年この時期、玄関を引き立ててくれています。

今季飾らせていただいている品種は
メジャーな『舞扇』や『清少納言』のほかにも
『翠袋』『翁』『晴れ間の響き』『児化粧』『澄心』など
どれも風情を感じさせる名ばかり。

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江戸時代から観賞用として金魚同様?品種改良が繰り返されて
数え切れないほどの品種と名称があるそうですが
大きく分けて

地植えが主で庶民的な『江戸』と
鉢植え用で特権階級中心だった『熊本』『伊勢』の3系統になるとか。

いずれアヤメかカキツバタ。。。。。

花菖蒲を合わせた“似たもの三兄弟”の見分けすら覚束ないような
門外漢の私にはどの品種がどの系統か知る由もありませんが
飛騨古川の歴史的な歩みから推察すると大概は『江戸』系なのでしょうか。

町並みに行儀よく並んだ間伐材プランター入りのイケメンたち以外にも
当館から車で10分の処にある森林公園では
今月中旬頃まで約50種1万株の花菖蒲たちが皆様をお迎えしております。

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