9月1日から3日間、開催される
世間でもつとに知られた『越中おわら風の盆』
実はその前、10日間。
8月20日~30日は、10町(組)ある町内が
総仕上げ練習を兼ねて夜毎交替で町を練ります。
9月の“本祭”は身動きが取れないほど、駐車場待ちの長蛇の列が出来るほど
大盛況(らしい)です(話を聞いただけでも怖気づいております)。
そこでここ暫く、脚光を浴びているのが
8月の“前夜祭”。
規模は1/10なれど、集うギャラリーはそれ以下。。
しっとりとゆっくり観たい方に大変人気のよう。
当館も出自を安政年間以前の越中八尾にもとめます。
屋号の八ツ三の“八”は八尾の“八”。
創業当初はズバリ“八尾屋”と申していたそうです。
そんなご縁もあってか
車で現地まで1時間も掛かるにも関わらず
本日、その風の盆前夜祭見学のためにご投宿される一団がいらっしゃいます。
午後3時半から相当早めの夕食を召し上がられ
午後5時には出発されるご予定。
気になるのは何といってもお天気です。
おわらには貴重な楽器『胡弓』を使用するので
少しの雨でも寄せ付けるわけにはいきません。
この辺りは飛騨の屋台と同様で
お人がどれだけ集まっていらっしゃろうとダメなものはダメ。
しかして本日の夜の予報は、あまり芳しいものではないようです。
首都圏からわざわざ遠出をされて
中途な時間に食事を召し上がってまで行かれる“おわら”。
是非とも恵まれてご覧いただけることを祈念するばかりです。