節句のあとの祭り

昨日慌しくも何とか片付けだけは済ませたお雛様たち。

代わりに“配置”すべき室礼はこれからといったところですが
とり合えず正面玄関だけは更新。

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月遅れの4月3日に桃の節句を祝う飛騨では
それが済むと、さあ、これからが春本番!

長く永い冬に閉ざされた反動の解放感と躍動感は
都度都度巡る季節の変わり目の中でも最も顕著なかたちで表れます。

春の到来を寿ぐ春祭りが各処で行われます。

メジャーなものは、俗に飛騨三大祭りと云われる

高山祭り(4月14日15日)

古川祭り(4月19日20日)

神岡祭り(4月第4土曜日)

ですが

これ以外にも4月一杯は其処此処で
大旗長旗を棚引かせ
心地よい春風と共に柔らかい笛の音やリズミカルな太鼓が

春到来!春爛漫!

と『この世の春』を謳歌するかの如くです。

機を一にして
梅や桜、桃に林檎が百花繚乱と咲き誇ります。

(冬には申し訳ないですが)
我慢したあとには良いことがある、生かされている、という感覚が
ことさらに現実味を帯びてくるものです。

日本人の大好きな“お花見”。

飛騨はこれからですよ。

ふらっとお出掛けになって
思わぬところの桜を愛でて、予期せぬ村祭りに遭遇して
しばし時を忘れる。。。。

そんなサプライズの待ち受ける卯月の飛騨路です。

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