今日は高山の
日本料理 なかむら さんにランチに行って来ました。
今回の推薦者?は主人で
私自身は移転する前の店舗だった頃から約10年のブランクがありました。
場所は 高山 上三之町
この一本二本隣の筋(一之町・二之町)を含めて
いわゆる古い町並みといわれる通りですが
この宮川沿いの三之町は他の賑やかな二本と異なり
比較的人混みを避けた半分住宅街のような感じです。
その家並みと足並みを揃えるような店構えも
極めて控えめなもので
料理屋然としたものではなく
簡素ながらもとても“品”を感じさせる玄関。
商店街である本町通りのお店から移転して約3年。
ほとんどが地元中心のリピーターのお客様で
舌の肥えた年配の方のご利用が多いようです。
夜は会席のみの仕立てですが
お昼用に特別にこんな手軽なお弁当をご用意していただきました。
飛騨のおばんざいを盛り込んだお弁当箱。
玉子焼き、鮭、しいたけの旨煮、ナスのオランダ煮、あずき菜
たけのこ、こんにゃく、、、、、
旬を慮りながらも決して珍しいものではないかもしれませんが
下仕事や味付けの妙、丁寧さ、それにこんなに沢山の種類のものを一度に頂けるのは
表面的なパフォーマンスより“実(じつ)”にこだわる
飛騨職人気質のあふれるご主人作ならではの醍醐味。
どのお味付けも優しく本当に美味しく、私は『好み』。
茶碗蒸しもとっても上品。
そして料理のお味もさることながら
ゆったりとしたお座敷で寛ぎながら頂戴できるというのは
かなりのポイントです。