田舎宿のバーテンダーの適性?

既に店名は『月光(げっこう)』と決定し

カウンターから廊下を挟んだ14畳の中和室も
少し洒落た空間にする案が練りあがり
あとは着手するだけまでになったバー・構想。

仏作って“”部分のバーテンさん。

なかなかスタンスが難しいところです。

銀座や北新地のような本格的?なバーテンさんは
この辺では探しても見つかるはずもなく
また仮に見つかったとしても条件面での折り合いが。。。

そして何より、私の思う当館のBARは
沢山の酒瓶が煌びやかに並び
遍くオーダーにそつなく対応できる『大人のBAR』。ではなく。。。

ふれあいと情報交流が出来る『あっとホームなBAR』。

お互いに格好つける場ではなく
フランクに楽しく時が過ごせる、そんな空間。

そこで候補者として急浮上したのが私の同級生の 通称 ラブリー 。

ややロカビリーな雰囲気の男の子?なのですが
何しろ人とおしゃべりするのが大好き。
そして世話を焼くのも天性の域。

現在、土建業の会社で責任ある立場を任されているようですが
BARをやることが小さい頃からの“”だったとか。

シェーカーをはじめとするカクテルグッズも趣味で買い揃えているみたいで
昨夜は持参してデモンストレーション!?してくれました。

とはいえ趣味の域なので
知識的には全く“素人”状態であることが判明。

若い頃、相当放蕩したらしい主人の方が詳しい始末。

しかしながら真摯に臨む態度と
小さい頃からごく自然に感じていたホスピタリティは健在でした。

カクテルブックを時に覗き込みながらも
計量カップで正確に量り、シェイク・ステアして作ってくれた
カクテルたちは十分舌に馴染むものばかり。

どういうかたちでか、このご縁が発展するといいのですが。

とりあえず、彼には諸々の猶予期間として
午後8時以降ウエイティングバーの機能が終了した後は
『閉め切って』練習スペースとして自由に使ってもらう予定です。

練習結果のカクテルたちは
仕事を終えたスタッフさんたちの
『夜の福利厚生?』として有効活用しましょうか。

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