武道の精神に学ぶ

昨日、2003年の全日本剣道選手権大会で優勝された
近本 巧さんが当館にご宿泊されました。

市内の河合中学校での講演会講師としての招聘によるものでした。

全校生徒40人程度の小規模校ですが
(昔古川でも教鞭をとられた恩師でもある)校長先生はじめ
熱心な先生方が教科教育以外の一環として
ライフスタイル講演会「秀逸人に学ぶ」を開催されているようです。

何度か来飛されている近本さんは、お年を伺ったら同級生だということが判明し
私の剣道をやっていた友人もご存知とのことで
ひととき、その話題で盛り上がりました。

今朝の新聞報道によると講演内容では

「目標は人を変える」と身近な目標から少しずつ努力する大切さを強調。
また、競争を回避しがちな現代の風潮の中で、勝った人を認める余裕も必要だ。

と話されたそうです。

日本の経済はもはや一流ではない発言や起業しにくい風土がまた復活している
などという報道とも機を一にして
如何にも今の世の修正したほうがよい思考だと感じ入りました。

近本さんの剣道をはじめ
正々堂々の中で勝利する人を讃える気持ちはだれにでもあるのでしょうが。。。。

近頃の報道では昨年の一文字『偽』に象徴されるような
ズルをして勝ち残っていることが往々にしてあることから

勝つ=怪しい???なんて図式も無意識のうちに私達の中に醸成されているのでしょうか。


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