その名は『極上生豆腐 豆腐哲学』

焦らずじっくり“練り上げている”
当館の『ひとかたならぬ朝食プロジェクト』

・最低限国産、極力地元産の素材であること
・汎用品と比べて明確に美味しいこと

という基準に基づいて永らく構想段階が続いております。

現在のところ
米・味噌・昆布・鰹節・川魚・野菜・その他副材については目途がつき
残すところ豆腐と卵。

そしてようやく豆腐の部の空席が埋まりました。

だいぶ前に
当館から車30分ほどの丹生川の川瀬豆腐さんに惚れ込んだ旨綴った記憶がありますが
こちらは流通コストと経路の問題で具現化しなかった経緯がありました。

それからかなりの月日が経ち。。。。。
なかば諦めかけていたところへ朗報が飛び込んできたのです。

1) 地元岐阜県産大豆を使用
2) 赤穂の塩田苦汁使用
3) 仕込み水もこだわった麦飯水
4) 惜しみない材料で高濃度の豆乳濃度
5) 汎用品で多用される消泡剤は無添加
6) 旨みを逃さないために水さらし未処理
7) 加熱殺菌もせず
8) 専用車両での低温管理流通

という宮春さんの『生豆腐』

一つ目の基準は楽々クリアしてそのお味は。。。。。

個人的にはプルンとした絹ごし豆腐への傾倒が強いのですが
飛騨は伝統的にやや硬めの男性的な豆腐が主流。

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この生豆腐は味の濃さと相俟って大豆らしい力強い味わいで
「畑の飛騨牛」と銘打つだけの力量を持っています。

生産量の少なさや鮮度や温度など流通にまでこだわりを持つため
一般の店頭には現在のところ上市していないそうですが
当館では“業務用”として分けていただけることになりました。

DSC02341.JPG

あと残された課題は『卵』。

調理法は色々と既に模索しておりますが
如何せん上記の基準と流通経路を満たす素材がありません。

有力な目撃情報や「ウチのどうや?」と自薦いただける方
ご連絡をお待ちしております(笑)。

ちなみにトライアル段階では
日量10個以内ですが、本格導入の段階ではMAX60個程は必要になります。


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