来年の干支にちなんで 当館の針職人蔵坪さんが
新作を持ってきてくれました。
ウサギの袋の中に3羽の小ウサギがはいって
とってもかわいらしいでしょ。
さて 来年の干支である卯(うさぎ)、
卯年は進歩のある年とされているようで、
可愛らしい雰囲気から干支の置物や縁起物はいつどこでも
とても人気があります。
うさぎは家族で行動するためか、家族愛を象徴する干支でもあり、
卯年の方は温厚な方が多く、(ちなみに次女は卯年ですが 温厚!?)
人間関係を上手に築いていく優しい性格であるようです。
長い耳、短い尾、大きな目が愛らしい上、
人に慣れやすくて鳴き声が小さいことから、
江戸時代にはペットしても愛されるようになり、
今でも保育園などで飼育され
子供たちの情操教育の一役を担っています。
また 野うさぎは食用にも用いられてきました。
うさぎを「羽」と数えるのは、
仏教で四足の動物を食べることを禁じられていたため
鳥として扱ったからだそうです。
ちなみに現在は、
生きたうさぎは「匹」、
食肉は「羽」、
ペットは「頭」「匹」と
使い分ける場合が多いようです。
日本だけでなく 西洋でも豊穣や生命力のシンボルとされ、
多産で繁殖しやすく、足が速くて躍動感があるため、
幸運のお守りなどになっています。
館内の『お土産ギャラリー蔵』には 色々なうさぎを勢ぞろいさせています。
五箇山和紙で作った張子のうさぎ
飛騨さしこ
玄関先にいかがでしょうか。