じまんの原石

全国33町村が加盟する『日本で最も美しい村』連合の5周年記念大会が 
白川郷で開催されました。

人口が1万人以下、景観、文化などの地域遺産を2つ以上持つ地域が加盟しており
失ったら二度と取り戻せない農山村の景観や文化を守る活動をしています。

加盟町村には 近隣の長野県には
大鹿村(大鹿歌舞伎で町を盛り立てます)
木曽町開田高原(木曽馬と蕎麦のふるさと)
南木曽(妻籠、馬籠)

岐阜県では 
白川村(世界遺産白川郷)
下呂市馬瀬(清流馬瀬川)などが あり 
それぞれ地域の資源保護と地域経済の発展に力を注いでいます。

飛騨市にも たくさんの『じまんの原石』があります。

これから紅葉がきれいな「天生県立自然公園」

一年の半分を雪に閉ざされるこの峠は 
泉鏡花の小説『高野聖』や東山魁夷の『山雲』の舞台となっています。

この峠を中心に 高山植物群 高層湿原 
ブナ原生林 渓谷や滝など雄大な自然を体感でき 
間もなく最も美しい自然の饗宴が繰り広げられます。

また 『全国のかおり風景100選』に選定されている宮川町の「棚田と板倉の里」

日本の原風景がここにあります。

地域の宝物はそこに住む人々の生活であり 誇りであり 活力です。

実際に飛騨にお越し頂き 
住民が心をこめて守り作り出してきた魅力を
存分に感じていただき 楽しんでいただければと思います。

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