日経新聞社が主催する第4回「にっけい子育て支援大賞」が選ばれました。
栄えある受賞に輝いた9企業、9団体の中に 高山市がエントリーされました\(^o^)/
人口減少が経済に及ぼす影響は多大なものがあり
子供を生みやすい、育てやすい環境の整備を積極的に行っていかなければと
一個人さえ感じています。
高山市では 経済負担軽減のための子育て支援金として
第一子と第二子出産時に10万円第3子からは20万円支給されています。
また ソフト面でも全戸訪問や電話相談などを実施し
悩めるお母さんの相談相手として不安解消に努めています。
ただ 田舎に限らず医師不足のご時勢、
市内に2つしかない総合病院の1つは
医師の補充が出来ず産婦人科を閉鎖することになり
里帰り出産も受け付けてもらうことが出来ず
なかなか安心して出産できる場所としては課題が残ります。
そんななかで 同級生が昔ながらの産婆出産に全力投球しています。
戦後は、産婆という職種のないアメリカの医療制度をモデルにして
医療制度の改革が行われたことにより
医師の指示なくして医療行為をしてはならないとする
助産婦職への制限がうまれ 医師と産婆そして妊婦の意識が変わってきました。
それぞれが相互の信頼や協力を生み、また反目や葛藤をうみながらも
より近代的設備を装備することや、より「安全」なものを選び
女性たち自身が出産時の医師の立ち会いを望み、
昔の出産がなくなりつつありました。
産婆の活動において彼女がもっとも大切にしていることは
産む女性や家族が必要としていることに耳を傾けること、
置かれている状況に配慮すること、
また身体のもつ力への信頼を引き出し、励まし、
産む女性の苦痛を和らげることを学ぶことだと。
今必要なのは新しい知識ではなく、
普遍的な産婆の基本でなのでしょうね。
今日 人それぞれのスタイルで行われる出産ですが
新しい命が生まれる感動をもっとたくさんの女性が出来るように
頑張ってほしいと思います。