田舎の参観日

先日、子供たちの参観日がありました。

普段は母親業をサボりがちな私としましては
参観日=千載一隅のチャンス。

ここぞとばかりに少しは“らしい”ところを発揮しようと意気込んで行きました。

運動会や発表会など行事がある毎に、いつも仕事着(着物なのですが)で出掛けては
五分ほど顔を出してすっ飛んで変えるのが常。
今日は初めて?じっくりと子供の活躍を“拝見”して参りました。

長女は小学校最後の参観日。
「今一番頑張っていること、将来の夢」と題したスピーチをしました。
大勢の学友の中、ハキハキと発言する我が娘の姿は本当に頼もしくもたくましく
若女将になるために…などと うれしいことを言ってくれます。
後で聞いた話ですが 母の前で5回ほどスピーチの練習をしていたそうで
ますます 愛おしくなりました。

次女も昨年までの姿とは想像も出来ないほど リーダーシップをとり
大きな声で発表し 来年からはさらに勉強を頑張ると意気込んでいます。

2人とも家で見せる顔とは異なる一面を発見し、
長くも短い歳月を思い、少しばかり感傷気分。

帰ってきた子供たちに「よかったよ~」と声をかけようと心待ちにするも
いつの間にか お友達と遊びに行ってしまい そっちのけ。

少し肩透かしをくらった感もありましたが、また、ひとときの幸せを感じるのでした。


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