『徒然草』の中の一説ですが
今も昔も蒸し暑い夏をいかにして過ごすか
クーラーや扇風機のない時代は
ことに苦労したのではないでしょうか。
今夏は節電。。。とはいっても
お客様に暑い中「我慢して下さい」などと言えるはずもなく
これまでと同じように夏の室礼をし
少しでも涼を感じていただけるように努めることが
お迎えをする私達の心と思っています。
日本の家屋ほど融通無碍な住まいはなく
季節によって衣替えが容易にできるのが
楽しみでもあったりします。
足の裏にひんやりとした畳の冷たさを感じ
襖を簾戸にかえ 簾を吊るし
夏座布団に衣替えするだけで 目から涼を感じます。
ようやく客室も夏の室礼が整いました。
(写真が下手で涼が伝わらない。。。)