日本で始めて紙幣になった女性
以前にもご紹介した『神功皇后』がその女性です。
神功皇后は 夫の急死後、神託により、
お腹にのちの応神天皇を妊娠したまま海を渡りました。
朝鮮半島に出兵して みごと新羅の国を攻めたことから
女性でありながら、戦いの象徴、軍神とされています。
明治の軍事教育においても、重んじられてきたそうですが、
実在の人物か否かは定かではないとされ
いまでは 伝説の部分が多いようです。
また 必ず横に付き添う武内宿禰は、
日本で一番長生きをした人物。
300年もの間 天皇家の軍師として、
中でも神功皇后の朝鮮出兵では身重の皇后を支え
大武勲を挙げたとされています。
『神功皇后と武内宿禰』の人形は
女性ですが鎧を着て国を治めたということで
当館では節句にあわせていつもご覧頂いております。