地震から まもなく20日。
テレビで放映される映像では
道ができ 流されて瓦礫となった物の山はなくなり
少しずつ片付け作業が進んでいるようです。
一部では陸に打ち上げられた何艘もの船も海に戻され
港から眺めるおだやかな海は 以前の景色のようにも思われます。
仮設住宅も着工をはじめ 最低限の日常生活に戻れる日が近づいている安心感、
それに反して原発をはじめ 農作物や土壌、水、海の汚染など
まだまだ 未曾数の問題が進行を止めません。
そんな中 こんな悲しいニュースが飛び込んでまいりました。
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201103280468.html
震災直後は気持ちも張り 何とかしなければという宿命を受け止めたものの
月日がたつにつれ 現実と向き合う時間も多くなり心が折れてしまう、
もしかしたら 被災者の方々にとっては
これからが一番つらく苦しい日なのかもしれません。
それでも。。。
人間は前に進むことをあきらめてはならないのだと思います。
長いトンネルの先には 必ず光が見えることを信じて
前に進んでいってほしいと思います。
絶望を希望に変えて、生きていってほしい、
心からの願いです。
現在 飛騨市を含め各地で避難場所を提供していますが
知らない土地での生活に不安があるのか 問い合わせは少ないそうです。
飛騨古川の民謡で『娑婆にあぐんだら古川へ』(世間に疲れたら古川へ)
という言葉があります。
田舎暮らしに不安な方もいらっしゃると思いますが
古川は人情味に溢れた町です。
短期の避難場所としても受け入れをさせていただいておりますので
お問い合わせ下さい。
飛騨市役所 災害対策支援室 (代)0577-73-2111