新入社員の新人研修や人事異動による歓迎会などが
あわただしく行われている今日この頃、
いつの頃から四月が『年度初め』、になったのかふと疑問に思いながら
新年度 新たな気持ちでスタートを切りました。
さて 春を飾る舞台装置といえば『桜』。
花は桜木、男は武士、、、なんて、やや時代錯誤な文言にもあるように
日本人のDNAの中には、この季節になると思い起こされるように
マインドコントロールされているのではないでしょうか。
4月も中旬に差し掛かり、都会では見頃を迎えていると連日のニュースで耳にします。
まだまだこれから!の飛騨路ですが 桜の花見について。
その昔、花を愛でると云えば『梅』を指したそうですが
平安の頃より 花といえば『桜』と言うようになり、
『お花見』は貴族や上流階級の人々に限られた風流な催しだったそうです。
今のようにお花見が一般にも広まったのは、江戸も豪奢な元禄時代を経て
暴れん坊将軍こと徳川吉宗公が都市基盤整備の一貫として
隅田川堤防などにたくさんの桜並木を植樹したのがきっかけだそうです。
“桜”はどうして”サクラ”っていうんだろうなんてことを
ちょっと調べてみました。
昔々、日本人は山の神様・田の神様のことを『サ神』様と呼び
そのサ神様は春になると人里で美しく咲いているその樹に降りてくるといわれていました。
その神様の依りつくところ・神霊が鎮まる座を「クラ」といったことに由来し
その樹を”サクラ”と言うようになったそうです。
余談ですが、冬の時期に雪国で作られるカマクラ。
この語源もまさに神のクラ=神様の座する処に由来するとのこと。
このあたりは東北地方などと同じく
梅・桜・桃がほぼ同時期に咲きそろう”三春(みはる)”の地
つぼみが膨らみ始めたころ 有名な見どころを
いくつかご紹介したいと思います。