飛騨の夏の雫

その名も桃源郷と名付けられた市内の黒内高原。
当館から車で10分程度の緩やかな山裾といった感のある
飛騨市の“果樹地帯”。

その中核をなす黒内果樹園
夏の“飛騨桃”と秋の“飛騨林檎”をたわわに実らす協業組合さん。

平地よりひと月ほど遅く大地の恵味を享受するこの辺りでは
例年はお盆に入る頃から“飛騨桃”のもぎ頃を迎えます。

そんな暦で甘香を想い、昼日中の暑い最中
次女のサッカーの練習(グランパスさんとの練習試合)を拝見しがてら
『今季の甘果の出来具合』を確かめるべくお邪魔してきました。

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着物姿で桃畑へ車を乗りつけたものですから
暑さもひとしおだったのですが
「今年のこの日中の暑さが果実には最高なんやよ。」
という布俣(ぬのまた)のおばちゃんの一声とともに
早速ガブリと試食!

「納得!納得!恐れ入りました。」という感じ。

一般的にも一日の気温の変化が激しく、暑い年は“良作”
と云われますが実践まさにその通り。

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これならば自信を持って
【期間限定】の“おもたせ”やら“お土産”としてご利用いただけます。

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概ね“走り”を好む私たち日本人ですが
お盆を過ぎ、かつ8月一杯は十分に楽しめる飛騨の桃。
食欲不振対策と水分補給にもってこい!ではないでしょうか。

ちなみに果樹園脇にある選果場では『産地直売』をされていますし
購入前にはナントまるごと一個試食も出来ます。
(規格外のものが井戸水脇に置いてあります)

飛騨路へお越しの際は是非とも足を伸ばしていただきたい
今が盛りの“桃源郷”です。

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