昨日、地元の青年会議所が主催する講演会がありました。
講師の先生はホテル業に40年以上携わられ
あの(日本一の称号を手にした)ザ・リッツ・カールトン大阪を立ち上げ
営業統括支配人をされた 林田 正光 先生 でした。
おもてなしの心、ホスピタリティ、
お客様に喜んでいただけること、そのために為すべきこと、心構え、、、、
それが根本であり、全てであるといえるこの仕事にとっては
釈迦に説法と先生も仰られましたが
それらを単なる観念や精神論としてだけ語られるのではなく
その(失敗も成功も含めた)豊富なご経験をベースに
具体的にどうすることなのか?
そして、そうするとどうなるのか?
ということを400名ほど集まった会場で平易にお話下さいました。
宿泊先としてご利用いただける栄誉にも浴しましたので
少しの時間でしたが、さらに掘り下げたお話を伺うことも出来ました。
今までも飛騨びとは『おもてなししたい』という心は十分に持ち合わせた
人種?だと自負しておりました。
そして、ホテル業界や大規模なところのいわゆる“マニュアル”的な“作業”とは
相容れたくないという思いがありましたが
林田先生のリッツで学び、育まれたその精神と実践は
明らかにそれとは違う『魂』を感じるものでした。
当館のスタッフにも沢山聞いてほしかった内容でしたが
幸か不幸か?昨日は満室でほんの僅かなスタッフしか行ってもらえませんでした。
このご縁をまた違う形でスタッフの皆とも結ばせていただき
そして結果として
お越しいただくお客様へ還元できるようなことになればと強く思っております。