例年初秋になると
当館のスタッフで“鈴虫”を繁殖している人が何カゴも分けて下さって
玄関周りでは『秋の合唱団』が編成されます。
もう少ししたら持ってきていただけるかなあ、などと皮算用をしておりましたら
今季は出入りの業者さんが一足お先に
“キリギリス”のカゴを持ってきてくださいました。
当飛騨地方では
お盆が過ぎるとすっかり秋風へと様相を変える中
聴覚でもその秋を感じることが出来るのですが
これから約半月はまだ続くであろう“夏”も
前述の氷柱とともに
この“キリギリス”の秋めいた音色で、しばし涼やかな気持ちになれそうです。
本来は肉食系だそうですが
当館自慢の無農薬自家農園で育てた
みずみずしい胡瓜で“清く?”育ってほしいものです。