ご宿泊いただく皆様にも
結構この“日記”をご覧いただいているみたいで嬉しいです。
その中で、前述した神岡の陶芸工房兼喫茶の
古民家『山の庵』さんの反響(行ってみたい&行ってよかった)がすごくあります。
そんなこんなで、あの“じっくりコトコト煮込んだカレー”も食べたくなり
久々?(一月振り)にお邪魔してきました。
大病で入院されていたご主人で陶芸家の渡部徹先生も
すっかり『現役復帰』され、お顔色も健やかでした。
先生の作業台には地元の子供達に陶芸教室を開いた痕跡もあり
いよいよ作陶活動も本格化するようです。
河井寛次郎の孫弟子にあたる渡部先生の本来『ヤリタイしごと』は
依頼主のイメージするものをジックリと相談しながら
“この世に一つしかない”オーダーメイドの作陶をすること。
自分でデザインをイメージしたり、作品をお願いするには
余りにも経験と発想が貧困なので、まだまだ適いませんし、
そもそも今回も慌しく“カレー”を頂いただけで
とんぼ返りしたような状況。
突然、インスピレーションでも湧こうものなら
是非ともお願いしようとは思っていますが。。。。
いずれにしても『作家』さんとして復活された先生の
もう一つのライフワークは
沢山の方達に“土”に触れ“火”の不思議を感じていただくこと。
その為に
通常の観光施設さんで行っている陶芸体験とは原価も手間も桁外れに違うにも関わらず
再三度外視とも云える料金設定で“ご指導”いただける教室を開かれています。
当館でも渡部先生とコラボしたご利用いただきやすい企画をご用意しました。
http://www.nande.com/oyado/yoyaku/menu.asp?id=00026#42
失礼な話しながら、ウン十年民藝作家として、プロの陶芸家としてのキャリアは
知識も知恵も半端なものではありません。
お邪魔するたび、一言交わすなり、一つ質問するなり
多くの“学び”と“気付き”を頂きます。
これからの季節。夏休みを経て『藝術の秋』へ。
自然に帰り、土に触れたいと思われる方は
ホッとさせられる、飛騨随一のカレーを召し上がりがてら
神岡の地 旧神岡鉱山鉄道 奥飛騨温泉口跡のそばに佇む
古民家『山の庵』をお訪ねになっては如何でしょうか。