ここに来て、昼間は夏らしい暑い日が続いております。
辟易としている人間様を尻目に
“果物”たちにとっては、甘く甘~く成長するためには
必要不可欠な陽気です。
今では普及している昆虫フェロモンを使い減農薬に成功した
環境保全型農園の先進事例として
農林水産大臣賞を受賞した果樹園ですが
主に“桃”と“りんご”が植えてあります。
国内では最も標高の高い桃の栽培地だそうで
そのためもあってか、通常7月が一般的な最盛期である桃にあって
この黒内ではこれから。。。
約1ヶ月の“遅出し”となります。
昨日お邪魔したところ、丁度僅かばかりの『第一陣』が出荷されるところで
まさに“初モノ”を頂戴してきました。
最初の品種は“白鳳(はくほう)”で
やや硬めで上品な甘みと水分があり、さわやかに召し上がっていただけます。
朝晩が涼しく、昼間しっかり暑くなると
果実の中の糖度が増し
これから益々甘みを増したピンク色が出て参ります。
お盆前後がこの果樹園では桃のピークなので
“時遅れ”のお土産としても珍重されております。
果樹園のそばにある集荷場では
桃の“直売”も行われておりますので
プロの農家さんのウンチクで目利きをしてもらいながら
試食をして品定めをされるのも一興です。