「おはよう。　キュウリいらんかな？」

朝７時過ぎの事務所に訪れたこの方。

知る人ぞ知る！？『飛騨ネギ』　の田近さん。

冬季になると白く太く甘いのが特徴の飛騨ネギは
いわゆる名脇役、助演男優賞的な逸品ですが
ウチの飛騨ネギ供給源は、この田近さんが一手に引き受けております。

と言っても専業の農家さんではなく
あくまでも趣味の延長線上。。。。

前にも触れましたが、この辺りの多くの方は
所有や借地で田んぼや畑を耕し
“自給自足”に励んでおります。

田近さんも先祖伝来の農地を本業の傍ら
いじっていらっしゃいましたが
定年退職を機に
“農作物をつくる”という楽しさと喜びに火がつき
農繁期には朝から晩まで畑に出ずっぱり、だとか。

その生産量の少なさ故
まだ市場ではあまり名を馳せていない『飛騨ネギ』ですが
田近さんのネギは
（男の料理のように）趣味の延長から入ったために手の掛け方が違い
市場に出回るものよりも更に太さと甘みがあり
朴葉味噌の上に、すきやきの友として、そして単品の網焼き、と
冬の当館の味覚には欠かせません。

ネギ以外にも
今日いただいたキュウリやささげ豆
トマト、茄子、レタス、キャベツなどなど。。。

季節の移ろいとともに色々な旬の野菜たちをわけていただいております。

田近さんのほかにも
“しいたけの中田さん”“おコメの岩塚さん”　ETCETRA

そして、この“嬉しい突然の入荷”を利用して
その日の献立をマイナーチェンジしてくれる調理スタッフ。

たくさんの方達の力を借りて
盛り立てていただいております。

感謝。感謝。