収穫の遅い飛騨地区でも、ようやく“新米”が出回ってきました。
当館でもご夕食には『飛騨ひとめぼれ』
ご朝食には『飛騨こしひかり』
を(地物という多少のえこ贔屓はありますが)8種類の中から食味比較して
お出しし始めました。
新米は水分をやや多く含んでいるため
特に朝の釜炊きの際には、(新米への)切替の時期には
その水量調整が難しく
時として少し固めだったり、軟らかめになってしまったり。。。
それでも“新米”という新鮮な味覚に助けられて
何とかお赦しいただける範囲内では収まって??いるのではないかと思っております。
炊きたての新米をいただく瞬間に
「日本人(アジア人)としての喜び」を感じるのは私だけではないと思います。
それにしても“事故米”と云われる一連の事件やその事後処理は
どうにもこうにも腑に落ちません。
私たち一般人には及びもつかないような
国際間の取り決めや国内構造その他諸事情もあるのでしょうが
この処置(処分処理)は
いかなる理由があろうとも
お米という植物(生き物)とそれを自然と共生しながら育まれた生産者を
愚弄するものとしか思えません。
食べ物となって頂いている生物とそれを育む自然と
それを供することを生業とされる方達に敬意を表さない人や団体、国には
“輝かしい未来”などは絵空事でしかないのではないでしょうか。
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初秋となり、食べものが美味しくなる季節ですね。確かにニュース画像で、カビ米が償却されている状況は生産者が見るとショックだと思います。役人としては正しい方法と考えてのアピールでしょうが、もう少し手を加えて、食用、工業用と変更への努力が大切だと思いますが。安全で美味しい食べ物が庶民から遊離し始めるのが気がかりなこの頃です。献立等、期待しています。
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コメントありがとうございます。
今月は“一点豪華主義?”でスタンダードの懐石にも「地松茸の土瓶蒸し」が加わっております。
ただ僅少なだけに今月一杯供給できるかどうか怪しいところですが。。。