今回で栄えある“三回目”のイベント。
山向こうのお隣 信州のイメージと折り重なってか
山里の飛騨=蕎麦処 という先入観でいらっしゃる方も少なくなく
数年前までは
お客様「お昼に軽く蕎麦でも食べたいんだけど、何処かないかなぁ。」
スタッフ「古川には日本蕎麦はないんですよ。
中華蕎麦(高山ラーメン)ならあるんですが。。。」
お客様「え!そうなの?」
という会話が日常茶飯事。でございました。
古川という土地柄は標高がありながらも米作に適した土地柄らしく
またその近郊の集積地としての機能も持ち合わせて
“そば”という選択肢は過去なかったようです。
しかしながら、少しエリアを拡大して考えると
山裾野にはそばに適した土地も多く
事実、歴史的にも少量ながら古くから栽培されていた土地もありました。
ことの発端は行政主催の(素人さん向けの?)「そば打ち教室」
“修了”された方達の一部有志が“開眼”され
その後、それぞれに“修業”
今や市内には5つの分派が出来るまでに“成長”しました。
まだまだイベントにして3回目という年若の分野ではございますが
その味、こだわりは伝統ある地域に引け劣るものではありません。
今日、明日午前10時から午後3時までの“お祭り”。
当館から徒歩圏内の古い町並みのまつり広場で行われています。
ノスタルジックな町並みと
新そばの清々しい香りをお楽しみいただければ最高です。