昨日は満を持して?
ここ飛騨古川と高山の中間点に位置する丹生川(にゅうかわ)に在る
“ルフトヒダ”さんへお邪魔してきました。
中春に県内東濃地方に本社のある吉田ハムさんが
ハム・ソーセージの工房兼レストランとしてオープンさせた施設。
片道20分という気軽な距離ながら
夏の最盛期にかかってしまい、この“新し物好き”&“食いしん坊”が
今の今まで行けずにおりました。
風の盆シフトで早めにチェックアウトされる皆さまを送り出して
その勢いで飛び出した為
「営業はまだかも。。」と軽い危惧を覚えながら11時前には到着。
時間を少し潰すつもりが営業時間はナント
朝10時から夕方8時までノンストップ。
即座に着席。
基本は生ハムと各種ソーセージ。
まだオープン新しく、手馴れた感じではありませんが
ソーセージは日本では珍しい白ソーセージを
ちょっとした皮むきのパフォーマンスをまじえながら供してくれたり
昼間っから“KAVA”のボトルを頼む私たちへのサービスで
注文外の生ハムを取り分けてくださったり。
とても“気持ち”の伝わる雰囲気の中
セットメニュー以外にドイツパンやジャーマンポテトも別注して
二時間も費やしてしまいました。
年月を掛けて熟成させる生ハムは
当然オープン間もない工房の作ではなく
本場パルマのプロシュットやイベリコ・チョリソーなど直輸入物ですが
一年後位には MADE IN LUFT HIDA の
逸品が頂けるそうです。
余談ですが
ドイツ流の肉工房だけにビールくらいはあるのは当然と思っていましたが
ワインも赤、白、ロゼ、スパークリングと3種類づつ程度
しかも廉価で供されています。
前述の清見にある“キュルノンチェ”さんも
国内で燻製品を手掛けようとしてこの地を探し当てたとのこと。
やはり飛騨の気候風土は、日本アルプスとの呼称同様
欧州の中央アルプスに似ているのでしょうか。