このたび農林水産省の主管で
農山漁村で受け継がれているふるさとの味を
『郷土料理百選』として全国より選出されたようです。
飛騨市でも“飛騨牛”をはじめ“飛騨地鶏”や“油え(えごま)”などで
働きかけをされたようですが
全国で百選だと均等割りにすると各県2~3品。
インターネットなどでの一般投票もかなりのウエイトを占めていたということで
“超メジャー級”のものが選ばれたようです。
ちなみに岐阜県からは
当館で毎朝お出ししている『朴葉味噌』と
9月から11月にかけて、やはり当館でもお着き菓子や
アレンジして料理の一品としてもお出しする『栗きんとん』
が選ばれました。
愛知では『ひつまぶし』と『味噌煮込みうどん』
三重では『伊勢うどん』と『手こね寿司』だそうで
東海地方の人なら誰でも知っている“順当モノ”です。
しかしながら
福島県の『こづゆ』やら兵庫県の『いかなごのくぎ煮』、神奈川県の『へらへら団子』など
聞き及んだことのないものも選出されております。
私が知らないだけで近郊の方には周知されたものなのでしょうから
朴葉味噌や栗きんとんを超メジャー級と呼んでしまうのは
きっと「井の中の蛙」感覚なのでしょう。
最近はどうしても近場のお出掛けばかりしか出来ませんが
こういった楽しげなコンテスト結果を拝見すると
まだ見ぬ土地で初体験の味を楽しんでみたくなるものです。