秋も日に日に深まってまいり 飛騨の山々も色づき始めております。
秋といえば『食欲の秋』『読書の秋』そして『文化の秋』
先日、月1回の和の文化を学ぶ『和みの会』がありました。
ここ最近は日々業務に追われているような毎日でしたが
やはりこのひと時だけは心がやすらぎます。
神無月は“侘び”の月
道具類もきらびやかなものというよりは少し鄙びたものを用い
秋から冬への寂寥感をともなう移ろいを感じながらの会となりました。
とはいえ 一年中で最も鮮やかな季節でもあり
今日のお茶菓子は “紅葉狩り”
見た目もさることながら なかにたっぷり入った栗きんとんが
なんとも言えず絶品でした。
「今日もいい時間を過ごさせてもらったなぁ」と思いながら
ふとある本のことを思い出しました。
スティーブンの「7つの習慣」を読まれたことはありますか。
日本でも100万部以上を売り上げたベストセラーです。
この7つ習慣には
「主体性を発揮する」とか
「目的を持って始める」など挙げられるのですが
7つめに「刃を研ぐ」という項目があります。
旅人が山の中を歩いていると、汗だくになって一生懸命に木を切る木こりがいます。
足を止めて見てみると、木こりが使っているのこぎりの刃が
ボロボロになっていることに気づき、
「のこぎりの刃を研いだ方が 良いのではないか?」と声をかけると、
「木を切るのに忙しくて刃を研ぐ時間はない」と答えたという逸話を基に
「自分磨き」について書かれています。
私たちは、ともすればこの木こりと同じように
「仕事が忙しくて自分磨きの暇などない」と口走ってしまいますが
計画的かつ確実に学ぶこと、そして知識としてだけではなく
それを実践して習得することも大切だということを 改めて感じました。
誰もが磨けば光る。。。はずです。
仕事を充実させるためにも 自分磨きがんばろうっと♪