当館の玄関で『玄関番』をしていただいている
藤井さん。
前に一度ご紹介しましたが
『津軽三味線の師範』で生徒さんを沢山抱えている“お師匠さん”
という別の顔(本当の顔?)をお持ちです。
その藤井さんが、このGW期間中、遠い遠~い“青森”の地へ
津軽三味線全国協議会主催の
『第一回津軽三味線日本一決定戦』に臨まれました。
『~~決定戦』というのは第一回目のようですが
競技会という形で開催されていて、毎年恒例でお出掛けになっていました。
例年は「行ってきましたお土産」を頂く位で
何ということもなかったのですが
今年は、ナ・ナ・ナント・・・・
シニアの部 『優勝!!!』
GW中で忙しく立ち回っていたスタッフ一同も
その報告にどよめき、たまった疲れも吹っ飛ぶ勢いでした。
その藤井さんが今朝、『凱旋出社』されました。
いつも通り、少しハニカミながら
「行ってきましたお土産」をぶら下げて。。。。
シニアの部とは云え、ご当地本家本元で開催された全国大会での優勝。
改めて凄い技能をお持ちの方をスタッフとして迎えているのだと
再認識させられるとともに
細々とではありますが連綿と続いている旅館として
こういった日本文化を支える方達の
微力ながらの支えになれる誇りを感じております。
また、若いスタッフさん達も
そういう環境に触発されて
“茶道”“華道”“民謡”“和裁”などに果敢に挑戦してくれています。
旅館の務めは『ただひたすらに皆様に安らかにお過ごしいただくこと』
ですが
もう一つ欲張るとしたら
このような部分でお役立ちすること、になるのでしょうか。
勿論、企業市民として
スタッフさんたちの、よりよい生活基盤としての役割は云うに及ばずですが。