北飛騨を歩こう part1

『今朝堤防沿いを散歩して見つけたの!!』
いつもご贔屓にしていただいているお客様が
お帰り間際にそういって何かを包んだ白い紙をくださいました。

そーっと開けてみると 五ツ葉のクローバー。

DSC06426.JPG

五つ葉のクローバーは古くから最高のクローバー
『ゴールド・クローバー』と言われていて、
『大幸運を得られる』『多くの幸せを得られる』
と伝えられているそうです。

見つけただけでもラッキーといわれているそうなので
お天気のいい日は こうして少し歩いてみると
何かいいことがあるかもしれません。

そうそう これからの季節は山歩きが楽しみ。

今日はようやく芽吹いた岐阜県の最北端に位置する
北飛騨エリアをご紹介します。

この場所はいくつもの森が点在し 地球の鼓動を感じることができる
特別なエリアです。

ゆっくりと呼吸をし 森の恵みを感じながら歩くと、
自然に感謝の気持ちが芽生え 
自分も地球の一部だと、そしてその中で生かされていると感じ、
きっと今までには味わったことのない 
素敵な感動を体験することができます。

まずは 昨日待望の山開きをした天生県立公園。

一年の半分を雪で閉ざされる天生峠(R360号)は
飛騨市河合町と白川村の境にあり
泉鏡花の小説「高野聖」や
東山 魁夷画伯「山雲」の舞台になっています。

山里とは約1ヶ月遅れ。。。まさに今が天生の春です。
天生湿原は雪解けを待って咲きかけた水芭蕉、
山道脇に咲く二輪草、黄色い可憐なリュウキンカなどなど花盛りです。

この峠を中心に 高山植物群 高層湿原 ぶなの原生林など
雄大な自然が語りかけてくれます。

そして この大自然が語りかけてくるメッセージを
より興味深く 楽しく案内してくれるのがインタープリター。自然のことを熟知している森の案内人が 
森と心をつなげるたくさんのきっかけを作ってくれます。

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