今朝は久しぶりに冷え込みました。
気温は‐8度
暦の上ではもう春なのですが
温かさは一進一退、
それでも日中の日差しには 春近しと感じます。
今回は私に纏わる雛飾りの紹介です。
昭和4?年の私の初節句の際に購入。
当館では最もビッグサイズになるため
正面玄関に据えられております。
同じ歳月を歩んできたもの同士、並んでみました。
総勢15名のオールキャストに数々の道具類。
塗りは全て“輪島”で、まさに昭和の高度経済成長期の申し子。。。
といったような絢爛さです。
豪華七段飾りを更に見栄えよくしようと、
本来付随していた雛壇ではなく
お出入りの指物師さんにお願いして
ひとまわり大きな壇にしてもらったそうで
おかげでお人形たちは“お隣さん”を気にすることなく、
伸び伸びと並んでおります。
二十四節季の“雨水”に入りましたが、
飛騨路はまだまだ雪の中。
それでも 今日のように、本当の“雨水”が滴り落ちてくると
心がはずみます。