今年も残りあり2日となりました。
当館も新年を迎える準備もようやく整い
のんびりと雪国で過ごされる皆様をお迎えしております。
お正月に限らず 日本に伝わる年中行事には
生活しているうえでどうしてもしなければ!というものではありませんが
何の差しさわりもないだけに このくらいはしておかなければ。。。
という日本人の根底に流れる何かもあるのもです。
最近は色々なしきたりがどんどん省略され
省略の中で育つ次世代の子供たちが
それを知らずに大人になり さらにその子供たちに伝えるすべもなく
いつかは消えて行ってしまうかもしれないと思うと
寂しい気がします。
年中行事やしきたりには 祈りの心が込められています。
おせち料理の数の子や黒豆は 子孫繁栄や家族がまめであるように
祈りを込めて 年越し蕎麦は細く長くの祈りを込めて。。。
普段は時間に追われて改めて思うゆとりもありませんが
2011年色々な頃があった年だからこそ
心静かに新しい年を迎えたいものです。