昨日は24節気のひとつ「小寒:しょうかん」でした。
旧暦12月、丑の月の正節で、冬至後15日目。
この日をもって「寒の入り」として、節分までを「寒・寒中・寒の内」といい、
約30日間ほど厳しい寒さが続きます。
「小寒」という文字だけ見れば寒さがまだ最大ではないといった風ですが、
季節は本格的な冬。
暦便覧では「冬至より一陽起こる故に陰気に逆らふ故、益々冷える也」と説いています。
農家では小寒から4日目を「寒四郎」、9日目を「寒九郎」と呼んでいて
その日の天候によって 1年の豊作を占ったそうです。
「寒四郎」は麦作の予想日とされ、晴れだと豊作で、雨や雪だと凶作になる!?という事。
そして、寒九郎は「寒九の雨」といって、これまたこの日に雨が降れば
その年の豊作の兆しなんだそうです。
軒の”つらら”も伸びてまいりました。
飛騨を味わうなら冬かもしれませんね。