先日の日本文化を学ぼうの会では
掛け軸を読んだり お茶碗の窯元について勉強したり
お茶席にある道具について ひとつづつレクチャーを受けます。
この焼き物はどの土地の物か どういった特徴があるか
どうして今の時期に使うのかなどなど。。。
一度聞いただけでは右から左なのですが
ひとつ素敵な言葉を教えていただきました。
“ゆとろぎ”
この言葉をご存知ですか?
イスラムの社会では『ラーハ』という時間をたくさん持つことが、
人間らしい良い生き方だとされています。
ラーハとは
「学ぶこと」「ねむること」「瞑想すること」「旅をすること」
「音楽を聴くこと」「絵を見ること」などなど
これを日本語に置き換えると この言葉になります。
ゆとり + くつろぎ - りくつ = ゆとろぎ
日本人は仕事で疲れたから休んで寛ぐといった中でのゆとりだけれど
イスラムの世界では理屈抜きに 人生のゆとりを楽しむ感覚があるのですね。
大切な人と のんんびりゆっくり人生を楽しむ時間。
たった一度の人生なのだから
たまには”ゆとろぎ”の時間を持ちたいものです。