2日目の高山祭はいいお天気に恵まれ
市内は大変なにぎわいです。
さあ、これが済むといよいよ古川祭り、これからが春本番!
長く永い冬に閉ざされた反動の解放感と躍動感は
巡る季節の変わり目の中でも一番顕著なかたちで表れます。
春の到来を寿ぐ春祭り
古川祭りは4月19日、20日です。
今日は各町内で旗立て、大旗長旗を棚引かせ
心地よい春風と共に柔らかい笛の音やリズミカルな太鼓が
春到来!春爛漫!と『この世の春』を謳歌するかの如くです。
先日 ご希望のお客様を集い
古川祭りの練習ツアーにでかけました。
お邪魔した台組は
今年 屋台主事を務める清龍台と わが町内の神楽台。
清龍台では 大勢の子供たちがきちっと正座し上級生からお囃子を教わります。
祭囃子の練習は譜面がありません。。。
あるのかもしれませんが 子供たちがそれを解読できるわけはなく
上級生の指の動きを見て覚えるしかありません。
子供たちの真剣なまなざし、そしてそれを指導する長老の方たち
祭りという伝統文化の継承に真剣に取り組んでいる姿は
お連れしたお客様皆様に感動を与えました。
20時までの子供たちの練習が終わると
別室で木偶 からくりの練習風景
そして場所を変えて神楽の獅子舞の練習も見せていただきました。
ここでも若い青年たちに技を伝えるべく 年長者の厳しい指導があります。
これらの伝統文化には書物などほとんどなく
口伝により連綿と受け継がれます。
「田舎の祭りを思い出す」
「幅広い年齢層が一つの事を成し遂げていく姿に感動した」
「どうしても祭りが見たくなった」などの感想を頂き
楽しんでいただけたご様子で お連れしたかいがありました。
祭り本番まであと4日、
今日もあちこちの公民館で笛太鼓の音が聞こえてくることでしょう。