ようやく咲きました。

玄関で皆様をお迎えしてはや？２ヶ月。

葉は見事に生い茂れども、葉月に入れども
一向に花の咲く気配のなかった“朝顔”たち。
ちょっとした不安の種でした。

古川の有志で始められた“あさがおの会”に
一昨年より入会させていただいているのですが
（入会といっても会費を払っているだけ。。。）
花菖蒲の終わった後の彩りに
夏らしい涼感の演出に一役も二役も買っていただいております。

例年同様８月に入ると古い町並みの壱之町筋や
瀬戸川沿いの殿町の家々の前に
空へ向かって蔓を伸ばす
愛らしい青い朝顔をご覧いただくことが出来ます。

朝顔は江戸末期に一大ムーブメントが起きたらしく
元々は“タネ一粒”が牛一頭の価値に匹敵するということから
『牽牛子（けにごし）』と呼ばれ
旧暦の七夕の牽牛星と合わせ
晩夏にはなくてはならない花となりました。

当館でも、明け早朝、清々しい風情をもたらす
なくてはならない花となりました。