この時季、テレビなど各局では
終戦記念日や原爆投下日に伴い、関連の番組が放送されます。
終戦から62年。
ウチの家族には戦争を実体験として知る者は誰も居りませんが
庶務スタッフの生年月日を見ると
辛い体験をしてきている方が身近に沢山居るのだと
つくづく感じます。
勿論、小さい子供達は、そのようなことがあったことを体系的には知りません。
先日、ある民放さんで「はだしのゲン」というドラマが放映されていました。
おそらく子供が主人公なので、ふとチャンネルを合わせただけなのだと思うのですが
仕事を済ませて家へ戻ると
目の周りを真っ赤にさせて眠っている二人の子供達。
なんでもこのドラマを見て号泣だったそうです。
世界で見る戦争の光景が、自分達の住んでいるこの国でも
そういう時代があったということ
悲しく悲惨な生活をしなければならない時代があったということ
この過去の事実が子供にとって大変ショックなものだったのです。
翌日後編の日は早く仕事が終わり
子供達とこのドラマを見ることとなりました。
10分も経たないうちから、涙を流しつつ
「もうこんなことないよね、絶対無いよね」と
何度も念押しする子ら。
このドラマを通じ、子供らにも
戦争の悲壮さと
今、こんなに平和で幸せであることが
深く心に刻まれたことでしょう。