当館の大浴場の脇や駐車場に隣接する“はたけ”。
いずれもご近所さんが所有する
いわゆる自給自足のための畑なのですが
ボチボチと両畑とも、耕運機を出動させて
種蒔きの準備に取り掛かられています。
今季は雪こそは被っておりませんでしたが
それでも半年の間、“凍土”とまではいかなくても
コチコチに固くなってしまっている土を
コツコツと耕していきます。
専業の大きな農家さんでは
畑の畝(うね)なども機械でやってのけるのでしょうが
ややサイズの大きい家庭菜園?では
昔ながらの“鍬(くわ)”で土をうちます。
ちょうど私の部屋から見渡せる場所にあり
ここ数日は、朝5時頃から
近所(畑の所有者)のおじいちゃん、おばあちゃんの鍬を打つ音で
目が覚めることもあります。
まずはジャガイモ。
スイカやキュウリの苗作りも始まります。
当館でも高山の無農薬無肥料農家の「よしま」さんから
時折分けていただくのですが
主人は将来的には自前の“はたけ”を持ちたいようです。
やはり、出したい料理とつくる野菜の時期と供給量をマッチングさせるには
限りなく“自家”で行うほうがよいとのことです。
ただ腰痛持ちの本人が鍬を振るうとは思えませんが。。
夏の収穫期には、いつも沢山の“お裾分け”をいただきます。
今年もおいしいお野菜たちが育ちますように、陰ながら祈りつつ・・・・