立冬も過ぎ
約七ヶ月振りに羽を広げることになりました。
トンビという名の和装用のコート。
正式名称はインバネスコートと云い
明治時代にスコットランドからの“伝来物”だそうですが
着物が日常着だった時代には
冬には欠かせない外套でした。
当館の和装の男衆たちも、これから約半年間
玄関番をする際に羽織ることになります。
実際は四羽?なのですが
ローテーションでお休みするため今日は三羽。
最近の和装ブームで復刻版なども出ているようですが
素材はウールのものが多いようです。
当館では一応、全着『フェルト』もの。
ディテールの部分ですが、変なところにこだわっております。。