小昼過ぎ、玄関番の忠さんが
「ルルルルルル。。。」と奇声?をあげ
眼下の荒城川に
すっかり餌付けされ
懐いた感のある野鴨たちが集まります。
そしてふと視線を上にあげると
“冬けぶる山村”という題名で水墨画に出来そうな
山並みと低く垂れ込めた水蒸気の集団たち。
天気予報で『雪マーク』が出るほどには
降雪も、いわんや積雪においても
明日を控えて“ホワイトクリスマス”といった風には行かないようです。
が、純和風の山里に育ったからでしょうか。
寂しげに見える、こんな枯れた風景も
年の暮れを控える、静かな心持にしてくれます。