昨晩からの雨がいつの間にか雪に変わり 飛騨にも初雪です。
今朝は紅葉と雪景色、何ともいえない美しい景色で
この山々を見るだけでも とても贅沢な気分になります。
さて 冷え込みが強くなるこの頃 飛騨名物の赤カブの仕込が始まります。
通気や保湿共にすぐれた木樽仕込みの漬物は 味、色共に均等に行き渡り
つややかな赤かぶ漬けができると言われております。
ちなみに 飛騨で使われる赤かぶは
旧丹生川村で栽培されていた赤紫色の丸かぶ「八賀かぶ」が原種で
大正7年、八賀かぶの突然変異で赤色のかぶが生まれたと言われています。
この変異種を栽培し、
形が丸く、
表面の色が鮮やかな紅色で
内部が白く、
葉が柔らかい
といった条件のものを選抜したものが、「飛騨紅かぶ」の元になったのです。
一口に赤蕪漬けと言っても
甘酢漬け、丸漬け なが漬け、切り漬けに しな漬けと
いろんな種類がありますので
朝市に行かれる際にはぜひ試食などされて
お好みの飛騨の味を お探し下さい。