当館の上流約200mのところに
人の往来のみを用途とする歩道橋が清流荒城川に架かっていました。
錆びた鉄板の寂びた感じと
鉄製吊り橋的な仕様がちょっとしたスリルを楽しませてくれていたのですが
耐用年数が来てしまったのか
昨年秋より架け替え工事が行われ今年度末には目出度く完成。。。。
のはずが、これまた“異変”により大変なことが起きました。
まさにその字の如く
完成間近にして橋桁もろとも『音を立てて崩れ落ちた』のです。
どうやらこの時季降るはずのない
雪ならぬ雨が上流より増水して罷り越し
仮設の足場を押し流してしまったようです。
前と比べてコンクリートをふんだんに使用した重厚そうな橋になりそうだ
と思っていましたが、まるで災害現場のような景色に本当にビックリです。
能舞台では『橋掛かり』はこの世とあの世を結ぶものとされていますが
人的な被害がなかっただけでもよかったと思うべきでしょうか。