季節によっては清涼感を誘う打ち水。
掃き清めた後にその証拠としての意味をも持つ水撒き。
またお迎えする準備が出来ましたことをお客様にお知らせするサインでもあります。
当館では例年11月から3月までの間は
凍結して滑りやすくなってしまうし
そもそも雪に埋もれているはずなので
グリーンシーズンには行っている玄関の水撒きは内規で
【中止】することになっております。
ところがこの今季の暖冬。
朝晩ですら凍結するマイナス温度までに至らないこともあり
特にお迎えの昼下がりの時間には
玄関番の男衆はせっせと水撒きをしております。
僅かとはいえ玄関庭にはかすかに積もる雪。
それと水撒きとの共存は私としては感覚的にどうも納得がいきません。
そんなことを申し上げると
「凍らないのだから大丈夫」だとか
「撒いてあったほうがミバ(見栄えの飛騨弁)がええ」と
反論されている始末。
今度お茶の先生に『打ち水』の真意を聞かなくては。。。。