14日付朝刊に一面トップで
投資額500億近い規模の情報管理センターの計画が発表されました。
従前から当市 飛騨市長さんが
その計画実現に向けてのお話をされていたことがあったので
ピン!ときました。
これはブログネタにいいぞ、と密かにほくそ笑んだのですが
記事を読み進むと「機密保持・安全管理のため」東海地方の旧鉱山というだけで
具体名は秘密。とのこと。
これは私事を綴る日記とはいえ
それを明かしては市民としての良識に反すると思い留まったのですが
翌日の地元紙。
ご丁寧に強調枠付の見出しで『神岡鉱山に米IT拠点』とのタイトル。
密かな、そして重大な“知りえた秘密”は一晩にして
オフィシャルなものとなってしまいました。
大いなる内緒から解放されて肩の荷が下りたような、少し残念なような
複雑な心持ちではございます。
その地下空間を利用した研究で
ノーベル賞を受賞された小柴教授が先導されたスーパーカミオカンデに続く
一大プロジェクト。
鉱山跡の強固な岩盤による耐震性の高さと
年間通じた一貫冷温と
豊富な地下水による莫大な機器冷却の水冷化による大幅な省電力化
も決め手だったとか。
過去の遺物も単なるノスタルジーだけではなく
目線や思考を変えれば、大きな宝物になる典型的な例といえましょうか。
2010年完成とのことですが
このことがこの牧歌的な田舎の山里 飛騨市にどのような影響を及ぼすのか
楽しみなところです。