飛騨の里山を自転車で走りながら ガイドをしてくれる
飛騨里山サイクリングに行ってまいりました。
これを企画、運営しているのは 以前にもご紹介したことのある
『美ら地球(ちゅらぼし)』さん。
どんな古川を紹介してくださるのか とても興味があり
今回はスタッフ9名で 体験してきました。
初めて乗るサドルの高いマウンテンバイクは少々緊張しましたが
慣れてくればお手の物です。
先ずは 瀬戸川の鯉を見ながら
川沿いの道を上流へ上流へと走ります。
紅葉で真っ赤な紅葉や銀杏を見ながら堤防を走ると
見慣れているはずの田園風景も 車の車窓からの眺めとは全く違い
すでに気分は観光客。
遮断機のない踏み切りや古民家を見ながら国府町へ
古川のパワースポット 気多若宮神社で一服し
今度は川下へ。
途中の田畑では 農作業をするおじいちゃんやおばあちゃんと会話をしたり
収穫間近の農作物たちの自然の姿をみたり
古川のよさを再発見した一日でした。
極めつけは 湧き水で入れてくれたコーヒー。
お湯が沸くまでのひと時 赤とんぼが飛び交う原っぱで
ボーっとする時間は 本当にいつ以来でしょう。
文化遺産や見学向けに整えられた整然の感傷や感嘆も素敵ですが
これといって特筆すべきものを見出せないような
とはいえ、その土地に深く濃く染み渡って根付いているような
そんな空気を感じられる場所を探り当て
束の間、溶け込んでみるのも旅の醍醐味かもしれません。