立春から数えて210日、
この頃になると台風が来て天候が崩れやすいといわれ
飛騨近辺では本当に雨の日が多いそうですが
今年に限っては 今日も恵の雨はないようです。。。
さて 今日から 富山県は“越中八尾”で行われる
『おわら風の盆』
胡弓の哀愁を帯びた音色と
艶やかな女踊り
そして凛々しい男踊り。
その歴史と見た目の美しさ、そして町の方の気合の入れようからして
いわゆる民謡の世界の最高峰と呼ばれているそうです。
9月1日から3日までが本祭となりますが
その本祭、あまりの人出の多さ(人口1万5千程度の町に二桁万人のギャラリー)に
20年程度前から前夜祭と銘打って
8月20日から30日までの間
全10町内が稽古かたがた交替で町を練り歩く催しがございました。
当館も安政年間の創業者が“八尾”出身の三五郎(よって屋号が八ツ三)
ということもあってか
車で1時間(本祭時は祭り渋滞があるので2時間近く)という距離にも関わらず
本祭の折は早々と“満室”マークが出てしまいます。
最近では本祭はとてもすごい人出で“近づく”ことすら出来ない、と
前夜祭にお越しになる方も多くいらっしゃいます。
今日から3日間は「風の盆見物」で多くのお客様がおいでになり
行程では午後3時半ころより「早飯」をされ
午後5時には当館を出発。
6時半頃から初秋の音色に身を委ねる。。。
と計画されています。
雨の心配もなく、存分にお楽しみいただけることと思います。